デンマークの首都コペンハーゲンからスウェーデンの首都ストックホルムの間はSJ2000という特急が通っており、今回の旅では2都市をこの特急に乗って移動しよう、と決めていました。
チケット手配(事前準備)
チケットはレイルヨーロッパのサイトで手配。配送料がかかるものの、まだ英語力に不安があった私は、安心して日本語でチケット手配ができました。
特急はコペンハーゲン始発のものとルンドという途中駅始発の2つがあり、ルンド始発の列車のほうが安かったこともあり、そちらにしました。
コペン寄りのスウェーデンの都市、ルンドまでは普通列車で30分弱。せっかくなのでルンドで途中下車して観光する計画を立てました。
コペンハーゲン→ルンドで途中下車
コペンハーゲン中央駅には改札がありません。(乗車券の抜打ちチェックがあるそうで
乗車券を持っていないと罰金がとられますので要注意。)
写真を撮った場所は歩道橋なのですが、ここから直接ホームへ降りられます。
ルンドまでの普通電車は空港と同じ路線です。
こちらはその車内。自転車を置く専用スペースがあります。
スウェーデンのルンド駅に到着しました。といっても、シェンゲン協定でパスポートコントロールがないので、他の国にきた実感はほとんどわきません。
駅に自転車対応エレベーターがあるところがなんとも北欧らしいなぁ。
せっかくなので、スーツケースを引きずりながらですが、軽く街を一周することにします。
ルンドは学生街。ルンド大学のキャンパスがいくつかあり、あとはいくつかの歴史ある建物や公園があるぐらいの、静かな街です。
ルンド公園を散策。大聖堂がありました。広くてのんびりした公園です。
小さな街をぐるっと歩いて周り、駅前に戻ってきました。広場では市場やフリーマーケットをやっていました。
ルンドから特急でストックホルムへ
ルンドからは特急電車に乗ります。
スウェーデン(北欧全般?)では時刻表の予定時刻ではなく、実際の発車時刻が電光掲示板に出るようなので、見逃さないよう要注意です。
おまけに英語表記がなく現地語(スウェーデン語?)表記なので、目的の電車にちゃんと乗れるか少し緊張…。
無事に乗ることができました。
特急SJ2000(当時はX2000)には1等車と2等車があります。違いは1等車だと軽食付き、wifiあり、シートが広いなど。
2等車でも十分余裕のある座席で、治安面も全く不安はありませんでした。
2等車の車内の様子。普通列車もそうでしたが、木を使った温かみのある内装が、北欧らしいなと感じました。
ひとつだけ気になった点があるとしたら、スーツケースを置く場所の確保が難しいこと。私の場合は大きなスーツケースを近くの人に手伝ってもらって頭上の棚にのせましたが、混んでいる場合などはもしかしたら1等車の方がいいかもしれません。
車窓からの風景はこんな感じ。牛がいるー!海外の車窓ってだけでなんだかテンション上がります。
電車にゆられること4時間半ほど。終点ストックホルム中央駅に到着です。
あっという間の快適で楽しい電車旅でした!