トリップアドバイザーで、当時口コミNo.1に輝いていたリヤドロルサに宿泊しました。
リヤド ロルサにチェックイン
カサブランカからの電車はトラブルもなく、予定通りに20時頃フェズ駅に到着しました。
リヤドロルサの位置するフェズ旧市街は、巨大迷路と呼ばれるほど複雑です。
スリやぼったくりタクシーも多いモロッコで土地勘ゼロの私たちがスーツケースを引っ張りながら歩くのは困難だと予想し、事前にメールで送迎を依頼していました。
駅でドライバーさんと無事に会い、宿まで送ってもらいました。
宿に着いて通されたのが、1階の広いリビングルームのような部屋。
モロッコの「リヤド」は、邸宅を改装した宿のことを指します。日本で言う老舗旅館のモロッコ版といったところかな。
建物が口の字になっていて中庭が吹き抜けになっていること、テラスがあることなどがリヤドの建築的な特徴のようです。
スタッフのおもてなしはとにかく丁寧でホスピタリティー抜群。
砂糖の入ったモロッカンミントティーと手作りクッキー(これがものすごく美味しかった)を出され、「すぐに夕食を食べる?チェックインはその後でいいから。それとも、お部屋を見る?」と聞かれました。
夜遅い時間だったので、お言葉に甘えてまず夕食をいただくことに。
屋上階のレストランへ
屋上といっても3階建てぐらい(中2階の位置にも部屋があるのでフロアが数えられない)ですが、上の階に上がってレストランに通されました。
宿泊に朝食は含まれていますが、夕食はオプションで有料です。でも、夕食も豪華で美味しいことが大半のリヤドの特徴となっています。
前菜たちが可愛いミニタジンに入って提供されます。野菜やヒヨコ豆をスパイスたっぷりで煮込んだものがモロッコ料理の基本みたい。
いろんな口コミで「モロッコでは飽きるぐらい毎食タジン鍋が出てくる」と読みましたが、今回のメインは鍋ではなくおしゃれなパイ包み焼き。中身はお肉を煮たものでした。
もちろんスパイスたっぷりでモロッカン風味なのですが、フレンチ風なおしゃれな料理でした。
デザートにチョコレートケーキもいただいて、お腹いっぱい。
お部屋その1、リトルブラウンルーム
今回は連泊ではなく、フェズで1泊したらシェフシャウエンに移動して1泊→戻ってまたリヤドロルサで1泊、という飛び石の形。1泊目はこのリヤドで一番部屋面積が小さいというリトルブラウンルームに泊まりました。
中二階にある部屋で、入り口がとても狭い階段を登るので、スタッフさんがスーツケースを運んでくれます。
モロッコ雑貨に囲まれた憧れのお部屋!かわいい〜!
ランプがミントティーの入っていたポットみたい!かわいすぎる。欲しい。
洗面所と、右手がシャワーブース。ベッドルームと仕切りはありませんが、十分な広さです。
これは部屋の外ですが、リヤドのあちこちにこうやってパブリックスペースがあって、自由にソファでくつろぐことができます。
眺め抜群のテラスで朝食
翌朝、朝食をいただくため、屋上のテラスに上がります。テラスがとってもおしゃれ。
赤い壁にサボテンが映えるな〜。
屋上からはフェズの街が一望できます。
フェズは日本でいうと京都のようなモロッコ随一の古都。建物がひしめき合っているのがよくわかります。あとパラボナアンテナも目立ちます。
リヤドの敷地内にプールもありました。時間がたっぷりあるヨーロッパの人たちは泳いだりするんだろうな〜。
昨晩夕食をいただいたレストランに朝食の食器が用意されていましたが、外で食べたいと伝えたら、スタッフの方が運んでくれました。
フルーツ、ヨーグルト、パン、食後にミントティーがモロッカンスタイル。
そして何といっても外せないのが生搾りオレンジジュース!街の市場でも買えますが、甘くてものすごく美味しいです。モロッコに来たー!とテンションが上がります。
素敵な景色に囲まれながらいただく朝食は最高でした!