青森から函館の周遊旅行をしてきました。
青森空港に到着
JAL便で羽田から青森空港に到着。到着ロビーにはいきなりねぶた祭りのオブジェや天井画がお出迎えです。今年は中止になっちゃったんだもんね、残念だなあ。
バスで空港から市内に移動し、ホテル(後ほど紹介)に荷物を預け、青森駅からバスで2つの観光名所をまわることにしました。
縄文時代を現代に伝える貴重な資料館、三内丸山遺跡
青森駅から循環バスに乗って、最初に向かったのは三内丸山遺跡です。
現時点で世界遺産には制定されていないようですが、青森と北海道を挙げて登録を進めるプロモーションを行っているみたい。
子どものころ、日本史を勉強していたときに縄文時代がとても興味深く、楽しく学んでいた時代だったので、わくわくしてきました。
入場料を払って中に入ると、まず遺跡を再現したエリアや、実際の発掘現場から出土されたものを守りながら展示している屋外のエリアを散策することができます。
遺跡なだけあって適度な広さです。
縄文時代の家を再現したもの。
こちらはまた違う時代(後期?)の家作りのようです。土が盛ってあるのかな?こちらのほうが雨風などの天候に強そう。
このような復元した場面だけではなく、実際の出土現場を保存した場所(ビニールハウスのように囲ってあります)も点在しています。
ハウス内は、空調は温度や湿度などが保存状態に適した状態で保たれています。
ここまでが屋外の見学エリア。次は中の建物に入って展示物を見学します。
縄文土器も展示されています。
さらに歩み進めていくと、土偶や土器のかけらの壁など、大迫力の展示が続きます。
このほかにも、縄文時代の生活を再現したジオラマやビデオがあったりと、子供も楽しく学べそうな作りになっています。あと出土された土器のかけらでできた縄文ウォールが圧巻。
後世に長く伝えていける遺跡がこのようなきれいな形で保存されていくことはとても嬉しく思います。
青森県立美術館
続いて青森県立美術館へ。バス停もありますが、三内丸山遺跡から徒歩5分で行ける場所です。
版画家の棟方志功をはじめ、青森県出身の芸術家の作品が展示されています。円谷プロでウルトラマンに関わった方の原画や、現代に活躍しているイラストレーターの方の作品もありました。
落ち着いていてゆっくり見られました。
白を基調にしたシンプルでおしゃれな建物で個人的にはとても好きな感じです。
そして中庭に唐突に登場するキャラクター「あおもり犬」。
この「あおもり犬」は館内からだとガラス越しになっており、生で撮るためには一度外に出て階段を何度も上り下りをしないと到達できないという、不思議な仕組み。
市内に戻ってランチとホテル滞在
ランチの時間をだいぶ過ぎていたのですが、まだ何も食べていなかったので、googleマップで見つけた鮨処あすか 新町店でお寿司をいただくことに。
2000円ほどでランチにしては奮発していますが、目の前で握ってくれる本格的なお寿司をこの値段と考えるととてもお得!
ランチセットの標準はお味噌汁でしたが、追加料金を払ってあら汁にしました。これもとても美味しかったです。
宿泊先は青森駅近くのダイワロイネットホテル。
全国に系列ホテルがあるようですが、はじめて宿泊しました。
新築の家っぽい部屋だな、というのがファーストインプレッション。さすが住宅メーカーが作るだけあります。
とても心地が良く高級ホテルに負けないきれいさと清潔感がありましたが、デザインと言う面では「家っぽさ」があったのでホテルステイを楽しみたい人にはやや物足りないかも。バケーション目的ではなく出張で利用するならすごくいいかなと思いました。