青森の旅行記の後編です。
魚菜センターで名物のっけ丼
前日はお寿司をいただきましたが、やっぱり今日も海鮮が食べたいということで朝から青森魚菜センター本店にやってきました。
入り口でチケット(5枚か10枚)を選び、現金で支払います。
ご飯や汁物も含め、このチケットを各所にて払って丼を完成させていくシステムです。
今回は10枚を購入。
市場のようになっており、丼ものの他に普通に海鮮を購入することもできます。
この建物の中でこういうストリートが2列あるというイメージです。
完成したのがこちらの丼。
うに、ほたて、サーモン、厚焼き卵、白身魚は何だったっけな。。とお味噌汁。ボリュームたっぷりで出来立ての丼はとても美味しかったー!
ねぶたの家ワ・ラッセでねぶた祭りを知る
残念ながら中止となってしまった今年のねぶた祭り。
ワ・ラッセではそんなねぶた祭りの歴史や展示物を見ることができます。
場所は青森駅の近く。さらに徒歩すぐの場所に八甲田丸があるので、2館共通券を買うのがお得です。
スマホでQRコードをスキャンすると解説が聴ける(見られる?)ようでした。多言語対応のもよう。1600年頃からということで、江戸時代ぐらいから続くお祭りなんですね。
廊下の天井に飾ってある金魚のようなねぶたのオブジェが幻想的に光ります。
こちらがメインの展示エリア。過去のねぶた祭りで実際に使われたねぶたが展示されています。近くで見るとものすごい迫力です。
和紙からうっすらと透ける明かりがとても幻想的。夜にこの大きなねぶたが練り歩く姿はきっと壮観なんだろうなあ。
ねぶたを作る過程も紹介されています。このように模型があったり、デザインの原画が展示されていたりしました。
ねぶたを内側から見学できるコーナーもあります。中はこんな木組みで出来てるんですね。
青森のおしゃれなお土産を探すならA-Factory
ねぶたの家ワ・ラッセを出てすぐ真横にあるのがA-Factoryというお土産屋さんです。下の写真では、ほぼ見切れている右側の赤い建物がワ・ラッセ。
新しくておしゃれな建物。ニューヨークのブルックリンにありそうな雰囲気です。
売っている土産物もみましたが、伝統的な人気の食べ物やお菓子から、物産展に置いていそうな比較的”新しい”名産品もあって、品揃えがとても豊富なのが印象的。
りんごのシードルや青森に関係のあるデザインを使ったマスキングテープなど、地域を盛り上げようという雰囲気をすごく感じました。
他にも近くにもうひとつ、「アスパム」という物産館があるのですが、そちらの方は昔からよくあるお土産もの屋さんというイメージでしたので、おしゃれなお土産を買う目的であれば断然このA-Factoryがオススメです。
私が行った時にはオープンしていませんでしたが、イートインコーナーも充実していました。二階の部分もレストランになっており、夕方からは様々な種類のシードルの飲み比べができるようでした。ジェラート屋さんは常時オープンしているようで、そちらも気になったのですが、だいぶ食べ過ぎていたので自重。りんごの種類だけでも何種類もあったので、食べたかったな。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
この場所に来るまではその存在を知らず、「ただの船の見学でしょ」ぐらいにしか思っていなかったのですが、船に続く線路を見つけてびっくりしました。
そう、八甲田丸は世界でも珍しい鉄道連絡船だったのです。そんな船があったなんて知らなかった…!
現在は役目を終えて展示用となっている船に向かいます。
まず3階から。記念館となっており、この船が現役だった時代のジオラマが再現されています。音声で当時の雰囲気を再現するという演出もありました。朝ドラに出てきそうなシーンばかり。
最上階の4階へ。とても見晴らしの良い甲板です。
そこからエレベーターを降りて1階にやってきました。おおお。鉄道車両がたくさん展示されています。鉄道博物館を思い出しました。そのうちのいくつかは、車両内部も再現されていて、外からですが見ることができます。
さらに地下に降りるとエンジンルーム。とてもリアルです。
外から見ると小さめの船なのであまり期待していなかったのですが、思いの外楽しめました。
Vlog紹介&まとめ
ここまでの青森旅をvlogにまとめました。
青森の旅を通して、縄文時代の遺跡、江戸時代から続くねぶた祭り、明治時代からの連絡線と、それぞれの歴史を感じるものがたくさん集まっているのだなと感じました。
後世に残っていってほしいものです。
青森編はここまで。次の記事では函館までフェリーで移動します!