つめこみトラベラー

海外旅行の記録。現在37ヵ国。世界中のディズニーパークを制覇しました。

世界でここだけ、ウォルトがテーマのシルクドゥソレイユ/ニモがテーマの水族館レストラン(2022年アメリカ周遊 #12)

アメリカ2022年旅行記、フロリダディズニーワールド編も中盤に差し掛かってきました。

今回の記事のテーマは「世界でここだけ」。

世界でここだけ、かつ世界初の、ウォルトディズニーがテーマとなっているシルクドゥソレイユの演目「Drawn to Life」を観劇したのと、EPCOTのTHE SEAS with Nemo & Friends館にある水族館レストラン「コーラルリーフ」にて初めて食事をした時の旅行記です!

感動のストーリー、Drawn to Life

私のシルクドゥソレイユ歴といえば、ラスベガスに行った時に「O」を観たきり。

内容はとても素晴らしかったけど、その時思ったことは…正直ベースにいえば、「思ったよりディズニーのショーってクオリティー高いんだな」「ディズニーでこれより短い時間のショーやってるけど、私はそれで十分かも」という感想でした。
シルクドゥソレイユ全体に言えることかもしれませんが、テーマがはっきり言語化できない芸術寄りということもあってか、美しさを楽しむとか、音楽を楽しむとか、そういう美術鑑賞の楽しみ方が向いているのかもしれません。

それが今回、ウォルトディズニーをテーマにした初めての演目を2021年末から開始とのこと。
「ウォルトをテーマにするシルクの演目なら、きっと自分も楽しめるに違いない」という思いでチケットを予約しました。

 

シルクといえば元体操選手などアクロバティックな技がたくさん観られることでも知られており、この演目では日本人の一輪車走者が5人出演するということで、事前にインタビューを読んだりして、一輪車の演技ってどんな感じなんだろう?というのも非常に楽しみにしていました。

 

夕方、ホテルからバスでDisney Springsへ。

Disney Springsの西の方(今回目的地のシルクがあるところの近く)にある気球です。その場を昇降するタイプのもので、昔一度だけ乗ったことがあります。また乗りたいなー。

などと思いながら、20時開演の回で遅かったので、先に本日の夕食探し。
キッチンカーが停まってるエリアがあったのでそちらでメキシカンタコスをいただきました。

食べ終わって、シルクのある建物へ。

手前にお土産のショップがあったので中を覗きました。

かわいいー。明らかにディズニーキャラクター的なものはいませんが、アニメーション的なものを表してるんだろうな、というグッズは多くありました。(ペンをモチーフにしたグッズなど)

前の回が終わってすぐに入れ替え形式で中に入ります。チケットはネット申し込みでeチケット(バーコード)を見せる形で入れました。
まだ新しい建物なのでトイレなども綺麗でした。写真撮っておけばよかった。。

ショーの間は撮影禁止なので、開園前の舞台の様子だけ。

演目の内容をネタバレ込みでちらっと書きますと、
まず、プレショーが素敵。客席から子供達が何人かピックアップされて、舞台中央につれていかれて、それぞれ何やらテーマ?らしきものを与えられて絵を描きます。最後にそれをカメラを通してスクリーンに映し出し、みんなでそれを讃える(拍手)というような場面が。
こういうところに選ばれて絵を描いて褒められる経験って、一生物の経験だろうなぁ。

そして話は本編へ。
一人の女の子が無心に筆を動かしてパラパラと、(昔からの手法で)アニメーションを一枚一枚描いている。そのうち、描いても気に入らない絵が出てきて、その紙をくしゃくしゃまるめてぽい、とごみ箱に入れるところから話がふくらみ…

彼女の作り出したアニメーションがベースなのか、いわゆるシルクらしいアクロバティックな演技などがある中、その「捨てられた絵」はいわゆるヴィランズ(悪役)のような形で恐怖を与えるような姿をして登場して、最後には主人公が受け入れる…というストーリーになっている、と思います。
シルクは言語を発しないのが基本なので、そういうふうに私は解釈しました。
最後に主人公が”受け入れる”行為をしたのですが、そこで私は感動して思わず涙が。

ディズニー的な「わかりやすさ」、といってしまえば風情がない気もしますが、
ラスベガスで見た抽象的なテーマの演目とは全然違って、大人から子供までが楽しめる、ウォルトの精神が息づいている素晴らしいショーだと思いました。

終わったあと、外に出てもしばらく余韻でぼーっとしてしまうくらい。

ショーの好みは人それぞれだと思うので、あくまでも一つの参考程度にどうぞ。

 

ニモの世界観あふれるレストラン「コーラルリーフ」

続いて翌日、友人と合流し、EPCOTのレストランにやってきました。

ニモ&フレンズ館はEPCOTの中でLAND館(隣同士)と同じくらいお気に入りの場所。
なぜかというと、この館全体が「水族館」になっており、その中の一部として乗り物と、タートル・トークが存在しているからです。
そして今回行くコーラルリーフも、その建物の中にあるレストランです。

この写真の目の前にあるニモの乗り物のスタンバイレーンではなく、写真でいうと右側の角の方にひっそりとレストランの入り口があります。ちょっとわかりづらい場所です。

レストランの入り口はこんな感じ。入り口で予約者名を告げると、すぐに案内をしてくれました。

席はこのように段差があるシアターのような作りになっていて、私たちはこの中央の席に通されました。ちょっとディスニークルーズっぽくもある。

まず飲み物をチョイス。私は右側のノンアルコールカクテルをいただきました。

「シアター形式」といったのは、一番低い段の側の壁が前面、水槽の壁になっているのです!
こーんなおっきい、、なんだろう、白いマナティ?みたいな魚たちが変わるががわる食事中にやってきてくれて、見飽きません。

食事もシーフードがメイン。前菜はシュリンプカクテル、ディズニークルーズを思い出す味です(おいしい)。

メインもシーフードにしました。外側はエビ、ホタテ、パプリカのクリームで中身はパイ包み、、だったかな?これにパンがついていたような気がしますが、ややうろ覚え。お腹いっぱいになるボリュームでした。

食事の間中、このようにスキューバダイバーさんがグリーティングに回ってきてくれます!
これだけ楽しめる要素があって食事もアメリカンっぽくないシーフードがメイン、でも価格は高すぎない(パーク内で比較すると、他にもっと高い価格帯のレストランがたくさんあるので、中価格帯といった印象)ので、
キャラクターダイニングよりもこういったテーマ性のあるレストランが好きな人にはぜひおすすめしたいレストランです!



Copyright © Tsumekomi-Traveller by Maho All Rights Reserved.