これまでの旅行で、なんとなくこだわって楽しんできたことに「列車旅」っていうのがあるな、と気がつきました。
国境を陸路で越えるって、日本からだとできないもんね。(といいつつ、列車で国境越える瞬間はいつも気づいたらって感じで特別意識してることはないんだけど。)
そんなわけで、これまでの旅で国境越えや、旅先の国で長距離列車に乗った時の旅行記をピックアップしてみました。都市の地下鉄やメトロについてはまた別の機会にまとめることにします。(私がTABIPPOでまとめた記事に、地下鉄の記事もありました。やっぱり私は乗り物が好きみたいです)
- コペンハーゲンからストックホルム
- ロサンゼルスからアナハイム
- ロンドンからパリ
- カサブランカからフェズ
- マラケシュからカサブランカ
- シドニーからブルーマウンテンズ(カトゥーンバ)
- プラハからブダペスト
コペンハーゲンからストックホルム
おそらくこれが私の最初の長距離列車旅だったと思います。
まだ私が英語に慣れておらず、英語のサイトで予約したり、外貨建てでクレカ決済、みたいなことができない超初心者だった時代ということもあり、割高なユーロレイルで決済してますね。今なら間違いなく直営サイトの英語版を探して予約するかなと思います。
デンマーク&スウェーデンは英語ができる人が多い国ではありますが、駅の表示などはほとんど現地語でした。そんな中で乗り換えもあるこの列車旅は少し私にとっては勇気がいるものだったかも。
車窓からは牛が見られたりして、のんびりした田舎旅という感じですがとても楽しかったです。乗り継ぎ地のルンドではスーツケース引っ張り回して観光してたみたいだけど、これも今なら絶対もっと効率良い方法あったよなー、なんて思いつつ。(ツーリストインフォを探して預けられるか訊く、とか)
ロサンゼルスからアナハイム
アメリカのカリフォルニア州内、しかも1時間未満の旅ではありますが、この記事は意外とアクセス数が多いので載せてみます。
ロサンゼルス空港からアナハイムはsuper shuttleなど乗合のバンが沢山出てるので、電車に乗るのは本当に好きなマニアックな人向けといった感じですが、ひとつだけ感じた大きなメリットがあります。それは、早い時間にチェックインをして荷物を預けることができるということ。
電車ですが、空港のように荷物を預けて駅で受けとるというシステムになってるのです。受け取る時に場所がわからずタイムロスしたけど。。
何度となく行っているアナハイムですが、駅がこんなにカラフルで大きいというのも知らなかったし、楽しかった!
ロンドンからパリ
ユーロスターに一度は乗ってみたい!と思って手配した旅です。この時の航空券、東京ー北京ーロンドン&パリー上海ー東京でなんと諸税込53000円だったのです。
ユーロスターはきれいで快適でした。ただ、海底トンネルを抜けるため、車窓の景色を楽しむという感じではありません。気がついたら国境を越えてたという感じ。LCCの方が安かったりすることもあるので、日本の新幹線のように利便性をとって電車に乗るという感じかな。と言いつつ、快適だったので純粋に乗ってて楽しかったです。
カサブランカからフェズ
これまでのヨーロッパ旅と違って、列車しか選択肢がほぼなかった(国内線も無くはないけど、地方空港に行く路線は3万円ぐらいで高かった)モロッコの列車旅。
到着時間も読めないしweb予約もできないので、窓口でチケットを買うしかなく、言語の壁がまず最初にはだかるところ。国営鉄道のサイトから頑張ってフランス語で出した検索結果をプリントした紙を握りしめ、指差しでカウンターで購入するという方法で乗り越えました。
電車自体もアナウンスもあるんだかないんだか(あっても聞き取れない)で降りる駅もよくわからないし、治安の面も含めて緊張感マックスで向かいました。ネットに接続できてなかったら降りるタイミングとか逃していたかも。車窓の風景は楽しめたものの、フェズまで4時間ぐらい乗ってたのでけっこう疲れました。でも楽しかった。
マラケシュからカサブランカ
こちらは上記のモロッコ旅の復路のルートです。
電車内は6人1室の(3席が向かい合ってる形)コンパートメントタイプだったのですが、一緒になったヨーロッパ人のご年配の2組の方々がとてもフレンドリーで、楽しく会話したのを覚えています。ヨーロッパの方には人気の旅行先なんだなということを実感した旅。
シドニーからブルーマウンテンズ(カトゥーンバ)
オーストラリアのシドニーから電車で片道2時間かけて世界遺産のブルーマウンテンズに行きました。(これについては忘れていたのであとで更新しました。。。)
季節は冬、山に行くということで一桁の気温で寒かったですが、すごく美しい自然を見ることができてよかったです。治安という面ではとても良いので、電車には安心して乗れます。降りる駅についてはややわかりにくかったのと、電車の本数が少ないのがネック。バスで行く人も多いようでどちらにするかは悩みましたが、列車旅にしてよかったです。
プラハからブダペスト
中欧旅行最大のハイライトはこの寝台旅行の旅!
この時は他に、ウィーン→プラハ、ブダペスト→ウィーン、ウィーン←→ブラチスラバと電車に乗ってるのですが、1-3時間の旅ですので代表してこの寝台列車旅を挙げます(興味ある方はぜひ中欧旅行の目次からご覧ください!)。
まだ日本でもデビューしていない寝台列車にヨーロッパでデビューしちゃいました。ピークシーズンだったので、本当はシャワー付きの一番いい部屋(デラックスクラス)を予約したかったのですがそれはなく、3ベッド1室貸切タイプの2番目に良い部屋をおさえました。ドミは荷物の面で不安だったので貸切でよかった。部屋に洗面台があって簡単な朝食もいただきました。遠足気分のワクワクを味わえて本当に楽しかった!
次はどの国で列車旅ができるかな。おすすめの路線があればぜひ教えてください!